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麦とホップを製すればビールという酒になる
赤レンガの建物“開拓使館”は1890年に製糖工場として建設されたものです。
その後、1965年までは製麦工場として使用され、そして1966年、サッポロビール園が誕生いたしました。
レンガ造りの煙突に描かれた赤い星のマーク。
これはサッポロビールのシンボルとともに、かつて開拓使や屯田兵の制服の胸に輝き、その旗に赤く染め抜かれた北海道開拓のシンボルでした。
開拓使以来の伝統である深いビールの味わいとともに、日本ビールの生誕地にして原風景ともいえる風格あふれたロケーションを心ゆくまでお楽しみください。
サッポロビール園入り口には『麦とホップを製すればビールという酒になる』という言葉が掲げられています。
麦もホップもビールづくりには欠かせない原料。
とはいえ、その原料に手を加えれば、たちどころにビールになるというわけではありません。
麦とホップを製すれば、という仮定法には、製することの難しさと、だからこそ、精魂を傾けてビールをつくらねばならないという先人たちの情熱が隠されているのです。
赤い星は、今も息づく開拓の精神
レンガ造りの煙突に描かれた赤い星のマーク。
サッポロビールの象徴であるこの星マークは、「五稜星(ごりょうせい)」と呼ばれています。
これは北海道を開拓した「開拓使」のシンボルマークであり、北の夜空に輝く北極星をモチーフにしたものです。
かつて開拓使や屯田兵の制服の胸に輝き、開拓使船艦旗章に赤く染め抜かれた北海道開拓のシンボル。
厳しい環境の中で、北海道開拓という大事業に挑んだ先人たちにとって、輝く北極星は確かな道標であり、希望の星でした。
1876年に誕生した「開拓使麦酒醸造所」から受け継がれたこの星マークには、今もなお、新しいことに挑戦し続ける私たちの「開拓精神」が込められています。
先人たちの情熱と記憶を、次の世代へと語り継ぐ
次の世代へ引き継ぎたい北海道の宝物「北海道遺産」。
サッポロビール園およびサッポロビール博物館は、以下の4つの北海道遺産と深く関わりながら、その歴史的価値と魅力を現代に伝えています。
札幌苗穂地区の工場・記念館群
当博物館を含む苗穂地区一帯は、明治期から日本の近代産業を牽引してきました。
赤レンガの歴史的建造物が集積し、先人たちの「ものづくりの精神」を今に伝える重要な遺産です。
江別のれんが
サッポロビール博物館の象徴とも言える美しい赤レンガ建築。
北海道開拓期から製造が始まった江別産のれんがが使用されており、北海道の近代建築の歴史を色濃く残しています。
札幌軟石
札幌周辺で切り出される、加工しやすく保温性に優れた石材です。
当施設の建物の基礎などにも用いられており、北海道の近代化を文字通り「土台」から支えた貴重な建築資材です。
ジンギスカン
北海道の豊かな食文化を代表する郷土料理。
サッポロビール園では、歴史ある赤レンガの空間の中で、工場直送の生ビールとともに絶品のジンギスカンを味わうことができます。